HOME > 事例メルマガ バックナンバー > あなたの復縁バロメータは正確ですか?
先日、友人と話をしていて思ったのですが、ここはイケる!という
場面と、ここは引いた方が良いという場面の見極めが出来ないとのこと。
確かに普段ご相談を拝見していても、「ここでこれはマズいのでは?」
という行動を取っている方も中にはいます。
相手が敬遠している時に押してみたり、相手が近付いているのに
警戒して一歩が踏み出せなかったり。
これは駆け引きでも、テクニックでも何でもなく、単に『相手を冷静に
観察できているかどうか』という差だけだと思います。
そこで、気になるご相談に
「私は彼の仕事に理解があった」
「自分は彼女には優しく接していた」
という記述。
自分の性格について「最善を尽くしたし、そんなに悪いところはない」と
考えている方が中にはいらっしゃいます。
当然、本当に相手が酷い恋人で、無残に捨てられてしまった、という
状況も有り得るとは思います。
なので、そういう不自然なケースはここでは置いておきます。
普通に考えて、相手が自分にとって魅力的な方なので、復縁を望んでいる
はずですよね。
あなたが一方的に悪いという話ではありません。
ただ、ケンカ両成敗というように、何らかの非があるはずなのです。
ではなぜ、自分が悪いと感じないのか?
これは、良い悪いの判断の基準が自分にあるからではないかと思いました。
あくまでも自分にとって「嬉しいこと」「悲しいこと」「腹の立つこと」
などを基準に、相手もそうだろうと思っているケース。
つまり、自分はこうされても何とも思わないから、相手もそうだろう、と
踏んで行動を起こしたところ、異常に相手を不快にさせた、
逆に自分はこんなことをされても嬉しくないから、相手もそうだろうと
思っていたら、相手はそれを望んでいた、など。
先ほどの「自分は優しかった」という記述もそうです。
自分の中での「優しい」という基準が、相手にはそうでもなかったら?
例えば、誕生日には彼女の欲しいものをプレゼントしようと、
何日も前から「何が欲しいの?」と質問攻めにする。
彼女からすれば、あなたが彼女を普段見ていて「これが欲しいのかな?」
と予測を立て、プレゼントを購入し、驚かせて欲しいと思っていたのかも
しれませんよね。
だから「何が欲しいの?」と聞かれても「何でも良いよ」とか
「普段欲しそうにしてる物」と答えます。
でもあなたは、それでプレゼントを購入し、失敗するのが怖いので
「それじゃ分からないよ。欲しい物を言ってよ」としつこく言う。
彼女はサプライズを期待していたのに、結局分かりきったプレゼントを
もらい、喜ぶフリをする。
彼女からすれば、「私をちゃんと見て気付いてよ。それが優しさでしょ?」
と思っているのに、本人は「自分は彼女の欲しい物をちゃんとあげた。
優しいヤツだ。」と思っています。
これはほんの一例ですが、このようにどう感じるのかということは、
基準が相手にあるものだと思って頂きたいのです。
他にも、ご相談にあったのですが
彼がいびきをかくので「いびきかくんだね」と言ったら、失礼だと怒られた。
人が言われて嫌なことを平気で言うデリカシーの無さが信じられないと
言われた。
というものがありました。
少し極端だな・・・とも思いましたが、彼女にしてみれば「いびきくらい」と
思って言った発言だったのでしょう。
しかし、彼には最も触れられたくない部分だったのです。
このように、自分の基準で判断をしてしまうということは、とても
不幸な結果を招くことも多いと思います。
まずは感情のバロメータを自分に置くのではなく、相手を基準に考える
クセをつけることが大切だなぁと思いました。
では、復縁をする際に大切なバロメータとは?
最も大切なバロメータの一つは、時間の感覚だと思います。
別れてお互いに傷付いています。
あなたは「振られたのはこっちだ。相手がなぜ傷付くんだ?」と
思うかもしれませんが、振る方も鬼ではありません。
相手を傷付けることを心苦しく思うものです。
そして、振ってしまったあなたと接することで、「申し訳ないことをした」
という罪悪感に苛まれます。
あなたと接することで、罪悪感を感じてしまうので、なるべく接しないように
しようと距離を置きます。
なので、あなたが失恋の痛手で冷静になる時間が必要なように、
相手も振った罪悪感から抜け出せる時間が必要なのです。
どれだけの時間が必要なのかは、その個人にかかっています。
あなたが「もう平気。前向きに復縁できるよう頑張るぞ!」と少し
失恋時の暗い気持ちから立ち直ったとしても、
相手はまだ、あなたへの罪悪感に浸っているかもしれません。
そういう時に、相手に接触をしてなんだかんだと言っても、
「自分が悪かったのはよく分かってるよ。もう放っておいて」と
思われてしまうでしょう。
そうならないためには、相手を観察することが大切です。
先ほども出てきましたが、相手のバロメータを知るためには、観察です。
観察と言っても、理科の実験のように「じーーー」っと見ることでは
ありません。念のため(笑)
例えば、当たり障りの無いメールを送ってみる。
それで、相手の反応を伺います。
相手の反応を見れば、相手がどんな心境なのか見えてくるはずです。
ただその際、相手の反応から相手の感情を知ろうとする、
その判断基準が自分にあると、またおかしな方向へ話が進みますよね。
相手の反応から冷静に相手の状況を知ろうと思った場合、ついつい自分の
感情が優先されてしまうということもあると思います。
何が正しいことで、何が間違っているのだろうか??
彼は、彼女は、どう考えてこんな反応をしているのだろうか??
突き詰めて考えてみると、意外と分からないことも多いかもしれません。
そんな時は、当サイトを参考にしてみて下さい。
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復縁アドバイザー 浅海・福島
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